勉強中のBGMについて
勉強中のBGMについて
私は集中したい時は「雨の音」や「川のせせらぎ」、
「森の葉擦れの音」を聞いています。
YouTubeなどでもヒーリングやリラックスで検索すると雨の音が出てきます。
家族の生活音がなんだか気になることってあります。
そんな時に「自然の音」を聞くとリラックスでき、
勉強に入り込むことができるのでお勧めです。
- 勉強中のBGMについて
- 河野玄斗さん著『シンプルな勉強法』では
- 徳田和嘉子さん著『東大生が教える!超記憶術』では
- 睡眠の専門家 岩田アリチカさん著の『眠れていますか?』では
- 全くの無音状態で人間は逆に集中ができない
河野玄斗さん著『シンプルな勉強法』では
「音楽をBGMとして聞き流す能力があるかどうか」によっても
勉強の効率が変わってくるとおっしゃっています。P130
河野さんご本人は「No music, no life」派とのことで、
文章を読んで理解するインプット系の勉強の際は、
歌詞のないゆったりとした音楽。
英単語や数学の宿題といった単純作業系の勉強の際は、
音楽にのりながらこなしていたとのことです。
自分の中で「音楽を聞くことでストレスを減らすこと」と
「勉強に集中すること」のバランスをとっていたようです。
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徳田和嘉子さん著『東大生が教える!超記憶術』では
音楽やラジオを聞きながらの勉強は暗記に良くないとおっしゃっています。P216
意識をしていなくても、無意識下でしっかりと脳が音楽やラジオを聞いて、
余計な情報が脳に流れ込んでしまい、勉強が進んでいるようでも、
頭に入る量は制限されてしまうのだとか。
実際に集中して暗記していたようでも、「聞きながら」勉強した場合と、
そうでない場合では、はっきりと差が出るそうです。
眠っている間も、近くで一晩中雑音がしているのと、
静かなところで眠るのとでは、
疲れの取れ具合に差が生じるという実験結果があります。
つまり、眠っているときに音がしている場合、
脳はそちらに反応しているそうです。
しかし、全くの無音がいいかというとそうではなく、
完全な無音状態では、かえって緊張が生まれてしまいます。
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睡眠の専門家 岩田アリチカさん著の『眠れていますか?』では
30デジベル以上の音で眠りに影響が出るそうです。
これは、図書館の中よりももう少し静かな状態。
全くの無音状態で人間は逆に集中ができない
勉強でも同じことで、全くの無音状態では、
人間は逆に集中ができません。
一説によると、人間の遺伝子に組み込まれている本能として、
無音状態は逆に警戒すべきサインのようです。
自然界では「完全に音がしない」という瞬間は存在しないからです。
いつでも風や木の葉音、自分の呼吸音が存在します。
ある程度の小さな音がしている状態こそ、人間は集中できるのだそうです。
なので、「自然界の小さな音」はむしろ集中力を高めます。
前述の岩田さんは、「雨の音」や「小川のせせらぎ」などが
効果的とおっしゃっています。
私はリズムのある音楽はウォーキングや身体を動かすときに聞いて、
勉強の際は無音又は雨の音、水の音をBGMとしています。